ChatGPTにおやすみ時の読み聞かせをお願いしてみた

育児

家事育児奮闘中サラリーマンのサバエモンです!

最近何かと話題の生成系AIですが、育児に上手く導入できないかなぁと検討しています。

うちの子は夜寝る時にお話を聞くのが好きなので、今回はChatGPTに寝る時の読み聞かせをお願いしてみたレポートをご報告したいと思います!

    

ChatGPTとは?

対話形式でAIが人間の質問や依頼にこたえてくれる生成系AIです。

回答はテキストやイラストなどで出力されます。

基本的な機能は無料で使えます!

Just a moment...

    

1. 物語を作ってもらう

まずは、最近ちょっと読み聞かせの話がネタ切れになってきたので、ChatGPTに物語を作ってもらうところからスタートです(笑)。

ChatGPTに、以下のような感じで入力します。

   

サバエモン
サバエモン

3歳児のおやすみ前の読み聞かせの物語を作成して

   

すると、1分弱でサーっと物語を作ってくれました!全文はちょっと長いので、この記事の最後に掲載しております。

   

2. 読み聞かせてもらおうと思ったら…

ChatGPTには、アウトプットしたテキストを読み上げてくれる機能もあります。

下の写真の赤丸の部分を押すことで、音声で読み上げてくれるんです!

   

サバエモン
サバエモン

それじゃあ、作ってくれた物語を読み上げてもらえば読み聞かせ完了じゃん!

   

と思ったのですが、ここでちょっとした問題が発生しました。

   

声が……おじさん………笑

   

いや、優しそうなおじさんの声で、これはこれで良いっちゃ良いんですが、娘の反応が

「ちょっと、、、怖い、、、、」

という感じだったので(笑)、女性の声の方が良いかなぁということになりました。

そこで、ChatGPTに

   

サバエモン
サバエモン

女性の声でゆっくり朗読した音声データを作成できる?

   

と聞いてみたところ、

   

ChatGPT
ChatGPT

現時点では音声データそのものを直接ここで生成・添付する機能はありません。

   

と返されてしまいました。。。

   

3. 音声が変えられることを知る

サバエモン
サバエモン

ChatGPTで読み聞かせ作戦、ここで終了か!?

とも思ったのですが、色々いじっていたら、普通に設定で音声が変えられることを知りました(笑)。

まずは、チャット画面の左上の2本線をタップします。

Screenshot

   

次に、画面右下に出てくる「…」をタップします。

Screenshot

   

そして、「設定」を下にスクロールしてくると「音声」の選択箇所が出てくるので、そこをタップします。

   

サバエモン
サバエモン

おじさんの声の正体はArborでした(笑)

  

  

落ち着いた女性の声のSolに変更します。

Screenshot

  

4. 読み聞かせた結果やいかに!?

ここまでやれば、さっきの音声マークをタップして女性の声での読み聞かせができるようになります!

   

子供の反応としては、さっきよりは落ち着いて聞けたようで良い感じでした◎

サバエモン
サバエモン

そのまま夢の中へ……というわけにはいきませんでしたが(笑)

   

5. まとめ

今回ChatGPTを読み聞かせに使ってみて思ったことが、以下の3点でした!

   

① 子供の要望に合わせた話を作ってもらえるのが◎

ここがまさに生成系AIなのですが、例えば

「今日はネコちゃんが出てくるお話が良いな〜」

「今日は優しいプリンセスが出てくるお話が良いなぁ〜」

など、その日の子供のリクエストに応える形で物語を作ってもらえるところが良いと思いました!

   

② お話に合った画像も描いてくれる!

また、「物語に合ったイラストを描いて」と打ち込むと、絵本のようなかわいいイラストも描いてくれます!

正直イラストのクオリティは高く、生成系AIって凄いなと思いました(ブログのアイキャッチ画像は今回の物語に合わせて描いてもらったものです)。

   

③ ストーリーや音声のイントネーションはちょっと気になる

この記事の下にChatGPTに作ってもらった物語をそのまま載せてありますが、ストーリー的なところで大人から見てツッコミ所が無いといったら嘘になる…というのが正直なところです(笑)。

クオリティとしては、絵本とかの方が高いかなぁと思います。

また、読み聞かせに適したゆっくりとした話し方で音声出力できるわけではないような印象です。

   

ただ、寝かしつけという場面でなく普通の読み聞かせであれば、お子さんも面白がってくれるのではないかなと思います!

色々試してみると面白いかなと思いますので、ぜひ皆さんもChatGPTでお子さんと遊んでみてください^ ^

   

最後に、ChatGPTが作ってくれたイラストとストーリーの全文を以下に載せておきますね!

リスのポポちゃんと ふしぎな はっぱのふね

もりのなかに、ちいさなリスの女の子が すんでいました。

なまえは、ポポちゃん。

ポポちゃんは まいにち、どんぐりひろいや、かけっこをして あそんでいます。

でも、きょうは なんだか そらを ぼーっと みあげていました。

「わたし、まだしらない せかいを みてみたいなあ。」

そのとき、ポポちゃんの まえに、

ひらひらと おおきな はっぱが おちてきました。

ふしぎなことに、そのはっぱは ふわっと ういて、ポポちゃんに いいました。

「ポポちゃん、のってごらん。すてきなところに、つれていってあげるよ。」

ポポちゃんは、ちょっぴり どきどきしながら、はっぱに のりました。

すると、はっぱは ゆっくり うかびあがって、もりのうえを すいすい とんでいきました。

——

とちゅうで たどりついたのは、

「ひかる おはなの みずうみ」。

ピンクや あお、きいろの おはなが、

みずうみのうえで キラキラ ひかっています。

「わぁ……きれい……!」

ポポちゃんが そっと おはなに さわると、

おはなは くすぐったそうに ふわふわ ゆれました。

——

つぎに とまったのは、「ことりたちの うたのにわ」。

たくさんの ことりたちが、あまいこえで うたを うたっています。

「ポポちゃーん、いっしょにうたおう!」

ポポちゃんは、ちょっと はずかしそうに、

でも にこにこしながら、チュッチュ チュルルと うたいました。

——

さいごに、はっぱのふねは、そらのたかくまで のぼりました。

そこは、「くものうえの おひるねひろば」。

もこもこした くもが、ふかふかのベッドみたい。

ちいさな くまや、ねこや、ことりたちが、みんな すやすや ねています。

ポポちゃんも、くものうえに ころんと よこになって、

「ここ、きもちいいなあ……。」と、目をとじました。

——

そのとき、はっぱのふねが、そっとささやきました。

「ポポちゃん、そろそろ おうちに かえろうか。」

「うん、たのしかった。ママにも はなしたいな。」

はっぱのふねは、やさしく ポポちゃんを のせたまま、

しずかに もりのうえを とんでいきました。

——

おうちに ついたとき、

ポポちゃんのママが、やさしいこえで いいました。

「おかえりなさい、ポポちゃん。」

「ただいま。きょうね、とってもすてきな たびに いったんだよ。」

ママのとなりで、ポポちゃんは ぎゅっと だきしめられながら、

すやすや……と、ねむりはじめました。

——おしまい——

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